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「世界の先住人⑥いまはわたしの国といえない イヌイット」

15冊目。5月に入ってなかなか読み進められなかったので軽めの本。

イヌイットといえばイグルーに住んでいるという印象が強い。しかしイグルーは狩猟に出るときの一時的な宿のような役割を果たしているそうだ。

普段は木造の暖炉付きの家に住んでいる人がほとんどで誤解を招いているとのこと。元々の伝統的な家は、家の半分が地下に潜っていて地上部分は岩屋たちの塊でできている。鯨の骨が天井の梁につかわれ、壁の隙間を埋めるために動物の皮が張ってある。たしかにあたたかそうなつくりだなぁ。

イヌイットの人たちの食事もかなり印象に残った。元々は野菜や果物をほとんど食べず鯨やアザラシ、動物の肉ばかり食べる食生活だったという。病気が心配されるところだがアザラシの肝臓や鯨の皮にビタミンCなどが含まれているなど肉食で十分栄養素が確保できるという。

むしろ近年のインスタント食品などの流入により以前よりも生活習慣病や今までかかってこなかったような病気が増えているという。

現代の食生活を見直すきっかけになりそうな気づきだなぁ。