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「世界最高の学級経営」

12冊目。世界で一番売れている教育書という見出しが目を引く一冊。教員仲間から紹介されて即買いしたけど良質な情報が数多く書かれている。

 

この本の中では「成果を上げる教師」が何をしているかを具体的な行動まで落とし込んで書いてある。その中でも最も印象的だったのが「手順を示す」ということである。

 

何か問題行動が発生した時に叱って行動を正すのではなく、事前に行動の手順を示し、手順を実践できているかを指針にフィードバックする。そして子どもの自発的な行動改善を生み出すことが成果を上げる教師であると示している。

 

また、教職大学院で学んだ逆向き設計による学習計画の立案や評価基準の明確化・視覚化をルーブリックを用いて行うなど「なんのために学ぶのか」「どこまでやったらいいのか」を示すことで子どもの学びやすさや学びの方向性を共有することの方についても書いてある。

 

一冊を通じて感じたことは教室の中で何をするか、何かが起きた時にどのように対応するかではなく、事前にどのような準備が必要か、子どもの学びをどのようにデザインするかという視点が強い気がした。

 

事前準備が8割という言葉を強く感じさせられる一冊。

そして子どもの問題行動は事前準備不足や場当たりな対応が積み重なった結果が生み出すものなのだと再確認させられた。

 

本著を読み、評価基準を子どもが自覚していることが学びを促進するのに有効であると改めて感じた。早速実践してみよう。