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「日本の給料&職業図鑑」給料BANK

14冊目。ネットの記事で見かけて気になってた一冊。271種類の職業がRPGのキャラクター風に描かれ、戦闘力を表すかのように平均月収が書かれてる。眺めているだけでワクワクする。笑

 

職業観の拡張のために教室に置こうかと思ったけどユーチューバーとか声優とかの職業だけ平均年収ではなく、売れている人の給料をベースに算出してるのが気になる。

誤解を招きそうだなぁ。教室に置くのは少し保留にしておこう。

「アクティブ・ラーニングをどう充実させるか 資質・能力を育てるパフォーマンス評価」編集 西岡加名恵

13冊目。パフォーマンス課題を実践中で評価について迷っていたため手に取った一冊。ルーブリックをいかに作成するかで頭を捻らせていたけどいろんなヒントをもらえた。

 

まず授業で得た情報を再生するための課題を階層にすることで狙っている力を評価することができる。

(a)単純に知識を再生する問題(空白の穴埋めとかがそれに当たる。)

(b)得た知識を使えるか試す問題(英文を日本語に直すなどの問題がそれに当たる)

(c)知識やスキルを総動員して作品を作る問題。(課題が設定されていてそれに対して工夫をこらしながら取り組む課題。今やってるパフォーマンス課題は(c)に含まれそう。)

(d)課題設定から自分でやる必要がある課題

 

(a)と(b)は知識理解や技能を図ることができる。そこで習得した力を(c)の問題で活用し、思考判断表現を図ることができる。(d)に関しては(a)〜(c)までを使いつつ、新しい学習指導要領でいう「どのように社会・世界とかかわり、より良い人生を送るか(学びに向かう力、人間性等)」まで図ることができるとのこと。

 

(b)と(c)の間にもう少しステップがありそうな感じはするけど、今学び合いで使っている問題の質をさらに上げるためのヒントになりそうな情報を得ることができたのは収穫だった。

「世界最高の学級経営」

12冊目。世界で一番売れている教育書という見出しが目を引く一冊。教員仲間から紹介されて即買いしたけど良質な情報が数多く書かれている。

 

この本の中では「成果を上げる教師」が何をしているかを具体的な行動まで落とし込んで書いてある。その中でも最も印象的だったのが「手順を示す」ということである。

 

何か問題行動が発生した時に叱って行動を正すのではなく、事前に行動の手順を示し、手順を実践できているかを指針にフィードバックする。そして子どもの自発的な行動改善を生み出すことが成果を上げる教師であると示している。

 

また、教職大学院で学んだ逆向き設計による学習計画の立案や評価基準の明確化・視覚化をルーブリックを用いて行うなど「なんのために学ぶのか」「どこまでやったらいいのか」を示すことで子どもの学びやすさや学びの方向性を共有することの方についても書いてある。

 

一冊を通じて感じたことは教室の中で何をするか、何かが起きた時にどのように対応するかではなく、事前にどのような準備が必要か、子どもの学びをどのようにデザインするかという視点が強い気がした。

 

事前準備が8割という言葉を強く感じさせられる一冊。

そして子どもの問題行動は事前準備不足や場当たりな対応が積み重なった結果が生み出すものなのだと再確認させられた。

 

本著を読み、評価基準を子どもが自覚していることが学びを促進するのに有効であると改めて感じた。早速実践してみよう。

「さあ、リーダーの才能に目覚めよう ストレングス・リーダーシップ」トム・ラス&バリー・コンチー

節目の10冊目。

ずっと読むか読むまいか迷っていた「ストレングス・ファインダー」のリーダーシップ編。本屋で発見し、もうこれは読むしかないと手に取り即読破。

 

p15「あらゆる分野で有能になろうとすると、皮肉なことに、この上なく無能なリーダーができあがる」という一文にかなり強いショックを受けた。

改めて自分の強みを自覚すること、強みを伸ばすことの価値を感じる。

 

じゃあ強みに注目するとどのような価値が生まれるのか。

p22「弱みばかりに注目すると、人は自信を失ってしまう。」

p23「自分の強みを知り、それによって自信を深めることは、その人の人生に長期的な影響を及ぼす可能性がある」

ことの根拠として、25年間の長期的な調査の結果を用いている。それによると、調査当時は自分の能力に強い自信を持っていた人たちの平均年収はもっていなかったグループよりも3496ドル上回っていただけだったが、25年後には1万2821ドルもの差に変わっていたとのことである。

人に自信を与えることはその人自身の現在の快適感情を生み出すことだけでなく、将来的・長期的な価値を創り出す力を与えることに繋がる。

 

ちなみに僕の強みは以下の5つ。

 

①学習欲

②ポジティブ

③信念

④個別化

⑤戦略性

 

それぞれの解説は以下の通り。

 

自分だけの特長的な資質

田中 歓
自分だけの特長的な資質
The Gallup Organizationが長年に渡って実施してきた調査によると、仕事を最も効果的に行うのは、自分の強みと行動を理解している人たちです。 このような人たちは、仕事や家庭生活で日々求められていることをやりこなす戦略的な能力に優れています。

自分にどのような知識やスキルがあるかを確かめることによって、基本的な能力はわかりますが、自分の本来の資質に気付き理解することによって、どのような行動を取ることで将来成功を収められられるかがわかります。

「自分だけの特長的な資質」のレポートは、あなたのStrengthsFinderの結果に基づき、上位5つの資質を強い順に並べたものです。 全34項目中、これらの資質があなたの強みの上位5つです。

「自分だけの特長的な資質」は、資質を最大限に活かし、将来の成功につなぐ手がかりとなります。 個々の資質に着目したり全体を概観することで、自分にどのような資質があるかをよく把握することができ、さらにそれらを強みとして成長させ、仕事やプライベートの両面で一貫してよい結果を得ることができます。

学習欲

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。

ポジティブ

あなたは人をよく誉め、すぐに微笑みかけ、どんな状況においても常にポジティブな面を探します。あなたのことを陽気と言う人もいます。あなたのように楽天的になりたいと思う人もいます。しかし、いずれにしても、人々はあなたの周りにいたいと思います。あなたの熱意は人に伝染するので、あなたの近くにいると彼らには世界がより良いもののように見えてくるのです。あなたの活力と楽天性がないと、人は、自分の毎日は同じ事の繰り返しばかりで単調であるとか、最悪の場合、プレッシャーを重く感じてしまいます。あなたは、彼らの気持ちを明るくする方法を必ず見つけます。あなたはどんなプロジェクトにも情熱を吹き込みます。あなたはどんな進歩も祝福します。あなたはどんなことでも、よりエキサイティングで、より生き生きとしたものにする方法をたくさん考え出します。一部の懐疑的な人たちは、あなたの活発さを否定するかもしれませんが、あなたはめったにそれに引きずられることはありません。あなたの積極性がそれを許さないのです。あなたは、生きていることは素晴らしいという信念、仕事は楽しいものにできるという信念、どのような障害があろうと人は決してユーモアの精神を失ってはならないという信念から、どうしても逃れられないのです。

信念

「信念」という資質が高いならば、あなたは何か核となる揺るぎない価値観を持っています。これらの価値観が何かは人によって異なりますが、一般的にこの「信念」の資質が、あなたを家族中心主義に、他人に献身的に、さらに崇高さを持つようにさえします。さらに自分自身についても他人についても、責任感と倫理感が強いことを評価の指標にします。この核となる価値は多くの面であなたの行動に影響を与えます。あなたの人生に意義と満足感をもたらします。あなたの見方では、成功とは金銭や地位に優るものです。この普遍的価値はあなたに方向性を与え、誘惑や心を乱すものがあっても、その中を一貫した優先順位を保ちながら進んで行けるように、あなたを導きます。この一貫性があなたのあらゆる人間関係の基盤です。あなたの友人はあなたを頼れる人間だと言います。彼らは「きみのスタンスは分かっている」と言います。あなたの信念という資質は、あなたを信頼しやすい人間にします。そしてそれは、あなたが自分の価値と完全に一致する仕事をみつけることも要求します。あなたの仕事は意義があり、あなたにとって重要なものでなければなりません。そしてその仕事は、あなたの価値を実現するチャンスを与えることができる場合のみ意味を持つのです。

個別化

「個別化」という資質により、あなたはひとりひとりが持つユニークな個性に興味を惹かれます。あなたはひとりひとりの特徴や個性を覆い隠したくないので、人を一般化したり、あるいは類型化することに我慢できません。むしろ、個人個人の違いに注目します。あなたは本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察しています。あなたはそれぞれの人生における、その人にしかない物語を理解します。この資質によって、あなたは、友達にぴったりの誕生日プレゼントを選んだり、ある人は人前で誉められることを好み、別の人はそれを嫌うことを分かったり、一から十まで説明して欲しい人と、一を示せば十を知る人とに合わせて、教え方を調整できたりするのです。あなたはほかの人の強みをとても鋭く観察する人なので、ひとりひとりの最もよいところを引き出すことができます。この個別化という資質は、あなたが生産性の高いチームを作ることにも役立ちます。完璧なチームを作るに当たり、チームの「組織構造」や「作業手順」に着目する人もいますが、あなたは優秀なチーム作りの秘訣は、各自が得意なことを充分に発揮できるような、強みに基づく配役である、ということを本能的に知っています。

戦略性

戦略性という資質によって、あなたはいろいろなものが乱雑にある中から、最終の目的に合った最善の道筋を発見することができます。これは学習できるスキルではありません。これは特異な考え方であり、物事に対する特殊な見方です。他の人には単に複雑さとしか見えない時でも、あなたにはこの資質によってパターンが見えます。これらを意識して、あなたはあらゆる選択肢のシナリオの最後まで想像し、常に「こうなったらどうなる? では、こうなったらどうなる?」と自問します。このような繰り返しによって、先を読むことができるのです。そして、あなたは起こる可能性のある障害の危険性を正確に予測することができます。それぞれの道筋の先にある状況が解かることで、あなたは道筋を選び始めます。行き止まりの道をあなたは切り捨てます。まともに抵抗を受ける道を排除します。混乱に巻き込まれる道を捨て去ります。そして、選ばれた道――すなわちあなたの戦略――にたどり着くまで、あなたは選択と切り捨てを繰り返します。そしてこの戦略を武器として先へ進みます。これが、あなたの戦略性という資質の役割です:問いかけ、選抜し、行動するのです。

 

なんだか納得。

 

「新社会科授業づくりハンドブック 中学校編」全国社会科教育学会

9冊目。新年度が始まり、毎日のように授業実践をする中で「社会科を通して何を子どもに身につけて欲しいのか」という問いと向き合うために選んだ1冊。

本著には優れた社会科授業実践が複数掲載されている上に授業の意義や価値などをメンターや研究者の視点で分析していて社会科授業の見方を学ぶことができる。

 

現在、現場で課題だと感じていた子どもの思考過程を意識した授業デザインをどのように行うかについても考えさせられた。

思考をどのようにつくるかに注目しがちだったが、思考過程を見たるためにノートのチェックをこまめに行う必要性を感じる。

 

あとは子どもの記述をどのような視点で見取るか。複数の事象を関連づけている記述や1つの事象を異なる視点や側面から分析している記述など、社会的な見方によって書かれている記述は一定の域に到達していると言える。

授業づくりの段階で思考の到達点を今以上に明確にし、授業改善に活かしたいなぁ。

やっぱり逆向き設計なんだなぁ。

「テラビシアンにかける橋」

8冊目。朝読書でサラーっと流し読みした1冊。

ぶっちゃけほとんど流し読みだったからあんまり頭に残ってないんだけど後半の方に重要人物がまさかの命を失うという出来事が起きてから胸がざわつきっぱなし。主人公のガールフレンドが命を失ったんだけどその苦しさとか葛藤とかがものすごい伝わってきてざわざわする。

あとがきに綴られていたのは筆者が実際に体験した出来事がベースになっていたということ。だからこそのあの葛藤感だったのか。

 

もう一度じっくり読み直したい1冊。

「平和・環境・歴史を考える国境の本①国境のひみつをさぐろう」監修 池上彰

7冊目。国境について教材研究するための手がかりとして読んだ一冊。実際の隣接国との国境の写真が載っている10〜11ページはかなり使える。あと12〜13ページの国境が途切れていることに触れているページは領土問題や国という概念を学ぶ上での導入になりそう。