「学び合う教室 金森学級と日本の世界教育遺産」

20冊目。前に金森学級の実践を動画で見たことがあったから手に取った一冊。

うーん、大学時代までの自分だったら「こんな先生になりたい!」と目を輝かしてた気がするなぁ。教師の力で子どもを引っ張る感じ。世間一般でいう理想的な教師って感じがする。

 

いかだ流しの場面での「今日は子どもたちに負けました」的な言葉からも強くそれを感じる。教師がつくる空間、そして子どもが教師という壁を乗り越えた時に感動が生まれる的な?

 

今僕がつくりたいのは子どもの色が混ざり合ってその子どもたちじゃないとつくることができない空間、つくることができない時間をつくること。どこに向かうかもどこまで向かうかもその子次第、最終的にプラスの到達点にたどり着けるような支援をする教育。

 

自分の教育観が変わってきていることを感じることができた一冊だった。

「ようこそ,一人ひとりをいかす教室へ」

19冊目。ずっと読みたかった一冊。この本を読みきるのに手こずりすぎて今月は全然読書がはかどらなかった。だけどそこまで時間をかけても読んで良かったと思える一冊。

 

ただ時間をかけて読みすぎたから最初と最後での繋がりが弱くなってる。頃合いを見て再読しよう。

「か・く・し・ご・と」住野よる

18冊目。「きみの膵臓を食べたい」を読んでから大ファンになった住野よるさんの新作。やっぱりこの人は天才だと思う。笑

 

「自分なんて」「わたしだけが…」というない言語を使いがちな人に読んでほしい一冊。

「ちょっと今から仕事やめてくる」

17冊目。映画の予告編で見て興味を持ち帰り道で買った一冊。仕事って誰のためになんのためにやってるのか、本当に大切なことってなんなのかを気づかせてくれる一冊。

 

思った以上に幸せな気持ちになる小説だった。

集団と個

「いいクラスだなぁ」

「授業がうまく行ったなぁ」

「みんなよく学びあってるなぁ」

 

準備に準備を重ねて実践した授業。一見すると子どもたちが動いていて学べているような錯覚を覚える。

 

だけど本当に一人ひとりに意味ある学びが残っているのか。

 

ここ数日ずっと感じていたモヤモヤ感。その正体は「子どもたちが学んでいるように見える」ことに対して「本当にこれでいいのか」と自分自身に対する問いかけだったのかもしれない。

 

一人ひとりが大切にされる空間をつくりたくて、一人ひとりの可能性を広げる教育がしたくて、教師になった。なのにいつしか子どもを子どもたちとしている自分がいた。

 

「子どもたち」ではなく「一人ひとり」が大切にされている空間をつくりたい。

そのために何ができる?

今していることを問い直したい。

今ある現状をメタな視点で見つめ直したい。

 

振り返りが自分の価値観の強化につながらないように気をつけよう。日々前に進むための振り返りにしよう。

 

慌てずゆっくり、したたかに。

 

 

「世界の服装11 寒い土地の服」

16冊目。寒帯・亜寒帯の授業の教材研究のために手に取った一冊。

1番の学びは海抜が高いところほどゴーグルなどで目を守る必要があるということ。NHK for schoolの動画を見せてサングラスをしている人に焦点を当てて授業を進めたが、海抜の高低により日差しの強さ、紫外線の強さが変わってくるというのは盲点だった。学びが一段と深まった感覚…てかもう少し教材研究しないとなぁ。って思わせてくれた一冊。

 

学ぶほどに無知がわかるなぁ。がんばろう!

「世界の先住人⑥いまはわたしの国といえない イヌイット」

15冊目。5月に入ってなかなか読み進められなかったので軽めの本。

イヌイットといえばイグルーに住んでいるという印象が強い。しかしイグルーは狩猟に出るときの一時的な宿のような役割を果たしているそうだ。

普段は木造の暖炉付きの家に住んでいる人がほとんどで誤解を招いているとのこと。元々の伝統的な家は、家の半分が地下に潜っていて地上部分は岩屋たちの塊でできている。鯨の骨が天井の梁につかわれ、壁の隙間を埋めるために動物の皮が張ってある。たしかにあたたかそうなつくりだなぁ。

イヌイットの人たちの食事もかなり印象に残った。元々は野菜や果物をほとんど食べず鯨やアザラシ、動物の肉ばかり食べる食生活だったという。病気が心配されるところだがアザラシの肝臓や鯨の皮にビタミンCなどが含まれているなど肉食で十分栄養素が確保できるという。

むしろ近年のインスタント食品などの流入により以前よりも生活習慣病や今までかかってこなかったような病気が増えているという。

現代の食生活を見直すきっかけになりそうな気づきだなぁ。